昨今、Xを見ている限りにおいて、FXで安定的に勝っている人は、秒スキャ勢が非常に多いような印象を持っています。
アルゴリズムによって私の視界に秒スキャ以外の方々が入ってきていないだけの可能性もありますが、とはいえ秒スキャで勝っている人がそれなりに多いのは間違いない事実だと思います。
だからこそ、他の手法でうまくいかなかった方が、秒スキャにチャレンジしているケースも割と見かける気がしています。
ただ、どうでしょうか?
この記事を読んでいる皆様、秒スキャ、うまくいってますか? なかなか難しくはないですか??
私も元秒スキャ勢ですが、「どうにも合わない」と感じる部分があり、現在では完全な秒スキャはやめて、自分なりの方法にシフトして利益を積み上げています。
ということで今回は、元秒スキャ勢である私が感じる、秒スキャでうまくいく人とうまくいかない人の違いについて、詳しく解説していこうと思います。
秒スキャやってみようか悩んでいるという方、現在チャレンジ中だけどうまくいかない方、過去やっていたけど成功しなかった方など、これを読むと割と秒スキャについてもやもやと抱えていた気持ちが、ある程度はすっきりされるのではないかと思います。
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目次
秒スキャが上手い人とそうでない人の差
秒スキャが一般的に「上手い」と言われる人と、そうでない人との差は何なのでしょうか。
とりあえずAIに聞いてみた結果出てきた答えは以下の通りです。
・「厳選」ができるか
・ルールが明確か
・環境認識が正しく行われているか
最近のAIは本当に賢くなりました。もうこれで「正解」と言っていいようなものです。
つまりこれをまとめると、
「正しい環境認識の元に、明確なルールに沿ったトレードを厳選して行う」ことができれば、基本的には「秒スキャが上手い」と言われる層に入ることができると考えられます。
とはいえ、です。これが誰しも簡単に実践できるのであれば、苦労は何一つないという話です。
いうほど実践がカンタンではないから、多くの人が苦戦してしまうのです。
秒スキャの難しさ
そこで、私の意見をここに追加します。
なぜ、「正しい環境認識の元に、明確なルールに沿ったトレードを厳選して行う」ことは難しいのか。
秒スキャの難しさ1:正しい環境認識
正しい環境認識の元に、という部分。
ここにまず、第一のハードルがあります。
AIがいうには、秒スキャなのだから、長期足に気を取られ過ぎるのもよくない、その瞬間瞬間の動きを大切にした方がいい、という意見でした。
これは確かに間違いない意見で、秒スキャでは動いた方についていく、というのは鉄則中の鉄則だと思います。
ただ、一方で私は、そうした超短期の動きの中にも、方向性を掴むために長期足も見ておくことは必須、と考えています。
そして、いずれに場合にも、正しい環境認識を身に着けるためには、一定の経験値が要求されます。
「ここだ!」と思って入ったところで逆行、なんてパターンは、経験者でも少なくないものです。
経験が浅ければ浅いほど、騙される可能性は高くなるでしょうし、一方で、経験を踏んだ中級者が最も騙される、という言い方をされることもあり、つまりは正しい環境認識を持つ、ということ自体、現実的には非常に難しいことなのです。
秒スキャの難しさ2:明確なルール
ルールを決めることは、そう難しいことではありません。誰でもできることです。
しかし、このルールを、状況に合わせて正しく決め、確実に守ることができるかどうかが、非常に難しいのです。
例えば、「リスクリワード」を決めておくことも非常に重要と思いますが、仮に利確を4pips、損切りを2pipsで徹底できるなら、勝率が4割以上なら確実に利益が出ます。
実に簡単・・・と思いませんか? FXは、確率で言えば2分の 1、上か下しかないのですから、適当にやっても、数を打てば打つほど、確率は5割に収縮していくはずです。
しかし、実際にはそんな簡単な話にはならないことは、重々ご存知の通りです。
まずはスプレッドの問題。これはどうすることもできない部分です。仮に2pipsで損切りを決めていたとしても、実際にはスプレッド分も含めれば4pips以上のマイナスになるでしょう。
さらに、人間なので、判断には「心理」が大きな影響を及ぼします。
たまたま負けが込めば、次第に切るのが怖くなり、戻るかも、という意識から切れなくなる可能性があります。
利が乗っても、マイナスが増えていればもっと、もっとと我慢しすぎて利確タイミングを逃してしまうこともあるでしょう。それを繰り返せば、次第にルールは意味を失くしていきます。
特に、スイングなどと比べて手数が多くなりがちな秒スキャにおいて、100%ルールを守ることは至難の業なのです。
秒スキャの難しさ3:厳選トレード
「厳選って言われても、何をどう厳選するの?」と感じられる方も多いのではないでしょうか。
厳選してもいつも逆に行くんだけど、という人もいるでしょう。
結局、そういうことなのですが、厳選とはいっても上級者でもミスすることはあります。
どう考えても上だ、と思っても下に行くこともゼロではありません。特に、秒スキャではそういう傾向は強いと思います。
時間足では強く上を向いていても、超短期、秒単位で下にグッと落とすパターンは非常に多いためです。
経験を積めば、「ここぞ」という場面が見えてくることはありますが、それでも失敗することは少なくないため、「厳選」といっても秒スキャにおいては根拠も薄めです。
秒スキャが向かない人
以上が、秒スキャが想像よりも難しい理由です。
その上で、そうした秒スキャを実践していた私が感じていた、私が秒スキャには向かないかもしれない、と感じていた部分は以下の通りです。
秒スキャは、一撃のダメージが重すぎる。
これにつきます。
秒スキャは基本的に、短時間で最大の利益を取るために、レバレッジを最大で効かせてトレードするケースがほとんどだと思いますが、これが何より私には向いていませんでした。
もちろん、今でもたまにやることは少なくないですが、常時フルロットでのエントリーを採用することは完全にやめました。
何故なら、それができるくらいに強い勝ち筋が見えているケースなど、そう多くはないからです。そんな場面は、一日にあって数回、というイメージです。
であれば、選択肢は二つです。
・厳選トレードを意識し、一日数回であっても、本当のチャンスが来るまで待つ
・ロットを落とす
私はチャート見ていると、どうしても待つことがやや苦手なので、通常時はロットを最低限まで落とすことを選択し、現在に至ります。
秒スキャを実践されている方なら誰しも経験があると思いますが、「いける!」と思ったタイミングでエントリーして即逆行し損切り、それを3回以上繰り返すなど、割とよくあることです。
私はフルロットでこのパターンで3回連続やられると、しばしば判断力の弱まりを覚えます。
「取り返さないといけない」
そういう意識に支配されてしまうためです。
これを何度も何度も体験し、最悪の場合には10連敗以上、なんてケースも、少なくありませんでした。
フルロットで10連敗すれば、仮に100枚で2pipsで損切りしていたとしても、2000円+2000円(スプレッド2pipsで仮定)で一度の負けで4000円。それが10連敗で、合計4万円のマイナスということになります。
実際には滑ることも少なくないでしょうから、最悪その倍くらいのマイナスを抱える可能性だってあります。
それが日常茶飯事になれば、まだメンタル面で影響を受けることは少なくなるかもしれません。
しかし、秒スキャが向いていない人はそうはなりません。まともなメンタルを維持することが、どうしても難しくなります。結果、さらに負けが込みます。そうなるともう、ドツボにハマります。
つまりそういうことです。
ここが、秒スキャが向いているか、向いていないかの分水嶺です。
秒スキャが向いていない場合の解決策
秒スキャが向いていない、と感じた場合の解決策は二つあります。
秒スキャをやめること。または、ロットを落とすことです。
私はまずロットを落とすことを選択しましたが、それによって精神的負荷が減り、判断力が鈍ることが少なくなりました。
しかし、そうなると次に出てくる問題は、利益の部分です。ロットを落とせば当然のことながら一撃の損失は減りますが、同時に利益も減ります。
当たり前ですが、仕方がないことです。
仕方がないことですが、誰しも利益は利益で一定額は積みたいと思うもの。その際に取るべき選択肢は、一つしかありません。
ロットが小さいのであれば、幅を取るしかない、ということです
ロットを落とし、pips数を広めに取るトレード手法
現在私が実践しているのは、ロットを落として、秒スキャ時代よりも長めにpips数を取る手法です。
この手法の最大の利点は、損切りが怖くない点です。
ロットが小さいため、早めに切ればごくわずかなマイナスで済みますし、場合によっては多少我慢することもできます。その時々のトレードプランで判断できます。
逆に重要になってくるのは、時間以上の足での方向性の確認です。これを間違うと、ダメージは蓄積しますし、一気に利益回収ができなくなります。
ただこれが上手くいくようになると、現在の私のように「勝率は低いがペイオフレシオは悪くない」という状況になり、トータルではプラスを維持できるようになります。
具体的な手法はここでは割愛しますが、秒スキャが上手くいかない、という人は、一度方法自体を見直してみるのも一つの方法だと思います。
上手くいかないものを無根拠に繰り返してもうまくいくようにはなりません。何より自分が最も冷静に立ち回ることができるやり方を見つけることが大切です。
需要があれば、私の現在の手法はどこかで細かく書いてみたいと思っていますので、興味がある方はXをフォローしていただくなり、定期的にこのブログを見に来ていただくなりしていただければと思います。
よろしくお願いします。
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