駐車場探し

自宅を駐車場として貸した際のトラブルと対処方法

自宅の駐車場を他人に貸したことがある、という人は、そこまで多くはないと思いますが、あるとしたらやはり、ご近所の方に貸したことがある、というケースが多いです。

事情があって急に一定期間に限り駐車場が必要になった、使っていない時間だけでいいので貸してもらえないだろうか、という内容が多いようです。

気心の知れた仲であるのならともかくとして、あくまで顔見知り程度のご近所さん、という場合、貸すべきかどうか、悩んでしまうと思います。

今回は、そんな駐車場貸し借りを行った場合のトラブルや、貸したくない場合の断り方などについて解説していきます。

 

自宅駐車場を貸した場合に想定されるトラブル

自宅の駐車場を、個人での話し合いで他人に貸した場合に想定されるトラブルとしては、やはり金銭的な問題事故が発生した場合の補償の問題です。

この問題がある限り、基本的には素人同士での口約束での駐車場の貸し借りは行うべきではありません。

それ以外にも、気軽な気持ちで貸してはみたものの、思っていた時間より長いとか、停め方が気に入らないとか、貸しているのに態度が大きいとか、想定外の不満が貸す側には出てきやすいです。

有料で貸すのならまだ我慢もできるでしょうが、無償貸しは百害あって一利なしと考えて間違いありません。

個人間での駐車場の貸し借りは極力やめるべき

基本的に、個人同士での自宅駐車場の貸し借りは、トラブルの元になるだけなので極力やめた方がいいです。

そもそも「自宅駐車場を貸してほしい」という申し出をしてくる時点で、あまり深く考えていないタイプの方だということが想像できます。「使ってない時間にちょっと借りるだけ」という軽い気持ちでの申し出なのだと思います。

もし多少なりとも深く考えているのであれば、最低限「借りる際の費用」、「万が一の事故の場合の補償」などについては言及があるべきです。それがない時点で、「駐車場を借りる」という行為をかなり軽く考えていることが推察されるため、「借りるのなら対価を払わねば」という意識は微塵もないでしょうし、「万が一の事故」など想定もしていないと思われます。

その場合、リスクを負うのは貸す側だけなので、応じる必要性は皆無です。

どうしても、というのであれば、不動産を通すなり、そこまで面倒な手続きを踏みたくないのであれば、駐車場シェアリングを通して貸すような形をとった方がいいでしょう。

「借りたい」という申し出をしてきたということは、少なからず「応じてもらえる」という根拠のない目算があるでしょうから、断るとどうしても角が立つ可能性はあります。

慎重に断る必要がありますが、とはいえそれでも「少しくらいいいじゃない、ケチなひとだな!」と思われるのは避けられません。しかしそこは、「リスク管理」に意識格差があるので、どうしようもないと割り切るしかないでしょう。

 

どうしても断れない場合には駐車場シェアリングを利用してみる

気が進まないけれど、相手はどうしても貸してもらいたいらしい、ということであれば、駐車場シェアリングサービスを利用しましょう。

不動産会社を通すことと比べると非常に手軽に手続きが進められますし、設定した時間内、設定した金額をいただくこともできるようになりますし、緊急時の対応窓口も用意されていることから、個人同士でやり取りをするよりも確実です。

そうした旨を相手に伝え、シェアリングサービス会社を通した上での貸し出しならば貸せる、と提案しましょう。

 

どうしても貸したくない場合の断り方

有料であっても、とにかく自宅の駐車場を他人に貸すことはしたくない、という方ももちろんいらっしゃると思います。

とはいえ、「借りたい」という人に対して無下に断ると、どうしても近所づきあい上で余計な軋轢を生みかねません。

だからこそ、断り方が非常に大切です。

ここではいくつかの方法をご案内しますが、参考にしていただきつつ、あくまでご自分にあった方法を選択されてください。

 

土地の持ち主である祖父母の意向という言い訳

駐車場を貸したいのはやまやまなんだけれども、この土地は元々祖父のもので、勝手に貸すことはできないし、他人に使わせることを極端に嫌がるところがあるので、残念だが貸すのは難しい、という話を作ってみてはいかがでしょうか。

この場合どうしても、話に登場させた方(今回は祖父)が悪者になってしまうので、その点は慎重になる必要がありますが、例えば実家は全く別の都道府県ということであれば、隣人における祖父のイメージが悪くなったところで大した影響はないと思われます。

もう一つ心配な点としては、嘘がバレた場合ですが、話を疑ってわざわざ真実を突き止めにくるような隣人ではないことを願うしかありません。

 

自分の土地は運気が非常に悪いことにする

駐車場を含む自宅の土地は、ここ数年非常に運気が悪いらしく、駐車場に自分のクルマをとめることで、同時に悪い影響を与えてしまうかもしれない。そんなことになったら申し訳ないので、貸すことはできない、と言ってみましょう。

この方法だと、「あなたのためを思って貸すことができない」、という言い方になるため、角が立ちにくいです。

相手によっては、「自分はそういう運勢みたいなものは一切信じないから問題ない」と言われてしまうでしょうが、その場合も「私はそれを信じており、実際悪いことが続いているため、他人様にそれを引き継ぐような真似はできない」と突っぱねることができます。

デメリットとしては、「あそこの家は妙な占いを信じている」と思われたり噂がたったりする可能性がある、ということです。

 

誠心誠意、正直に断る

もっともシンプルかつ確実な方法かもしれませんが、一切嘘をつくことはせず、誠心誠意、正直に断ってみるのはどうでしょうか。

もちろん断られることで相手は心証を害するかもしれませんが、「大変申し訳ない」という気持ちが伝われば、そこまで嫌な思いはせず、「大丈夫です、こちらこそ突然の無理な申し出すみませんでした」と気持ちよく和解できるかもしれません。

完全に、相手次第、あなたとの相性次第、ということになりますが、誠心誠意断ってひずみが生まれるのであればどうしようもない、と開き直ってもいいかもしれません。

特に、余計な嘘が苦手、という方は、あれこれ策を弄さず、素直にシンプルなこの方法を選びましょう。