FXの勝ち方

ドル円FXにおける「コツコツドカン」克服で安定した収益を目指す方法

コツコツドカンで毎回積み上げた利益を吐き出してしまう、という悩みをお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。

私もその一人でした。

だからこそ、その悩みの深さは誰よりもよく理解できます。

考えてもみてください。コツコツドカンの収支を振り返った時、その「ドカン」の日だけがなかったとしたら。

毎月、爆益です。

ドカン以外のほとんどの日が勝てているのですから、ドカンさえなくなれば大幅プラスになるのは当然と言えば当然です。

ドカンさえ回避できるようになれば、毎月プラス収支になる、という方には、一般的に似たような特徴があります。

それは、既にある程度トレード経験があり、自分の勝ち方もご存知、という点です。

ただ、積み上げた利益を決まって定期的に「ドカン」と吐き出してしまうことで、トータル収支はいつまで経ってもマイナスのまま

こういう状態の方は、非常にもったいない状況にある、と言えます。

実際には勝ち組予備軍、と言える状態のところまで来ている方々であり、もう一歩、変化することができれば、あっという間に勝ち組になれる方々なのです。

今回は、この「ドカン」を完全に回避し、毎月安定して勝つことができるようになる方法について、私のドカン病脱却の経験とともに、ヒントをお伝えしようと思います。

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FXでは、利用口座次第で勝率が変わるケースは非常に多いです。
口座を乗り換えて勝ち組になりましょう。



 

FXの「コツコツドカン」とは?

FXにおいて「コツコツドカン」とは、小さな利益をコツコツ積み重ねたにもかかわらず、一度の大きな損失(ドカン)ですべてを失ってしまう現象を指します。

例えば、1回の取引で1,000円ずつ利益を積み重ねていたのに、1回の失敗で10万円の損失を出してしまう、といったケースが典型的です。

この現象が起こる主な原因は、トレーダーの心理的な弱点やリスク管理の甘さにあります。勝っている間は気持ちに余裕があり冷静ですが、負け始めると焦りや欲が出てしまい、損切りを躊躇したり、無謀な取引に走ってしまうことで、負のスパイラルにハマってしまいます。

ドカンの原因を放置してはいけない

「ドカン」を何度も繰り返してしまう方によくあるパターンとして、「ドカン」の原因を放置したままの方が非常に多い、という点が挙げられます。

原因の改善に取り組んでいないのだから、当然何度も繰り返してしまいます。

今度こそ気を付けよう、という意識だけでは、コツコツドカンは回避できません。

何が原因なのか特定することもせず、またやってしまった、と悔しがるばかりになっていないでしょうか。

「ドカン」をしてしまったなら、必ずその原因を特定しましょう。

何がどうしてそうなったのか。何が「ドカン」の引き金となったのか。どういうメンタルでどういうトレードをどのように何度実施したのか。

まずは徹底的に、自分自身の「ドカン」の原因究明に取り組む必要があります。

たったこれだけのことをやるかやらないかでも、大きな差が出ます。

自分の駄目な点を明確にすることは、トレードにおいてとても大切なことです。

パターン別ドカン

「ドカン」には、トレード手法によって何パターンか種類があります。

他にもドカンのパターンはあるでしょうが、いずれにしても以下のパターンのいずれか、または複数と複合要因となっていることがほとんどだと思います。

  • ナンピン多用によるドカン
  • 損切り遅れによるドカン
  • 熱くなって雑なトレードを繰り返すことによるドカン

 

ちなみに、私は「損切り遅れ」をスタートに「熱くなって雑なトレードを繰り返す」という負のコンボを発動することによって、損失を最大限まで拡大するパターンでした。

自分の「ドカン」のパターンはどれなのか、明確にしておきましょう。

コツコツドカンの原因

 感情に左右されすぎている

FXでは、「焦り・悔しさ・不安・欲」といった感情がトレードの判断を狂わせます。

  • 焦り・悔しさ:小さな損失をすぐに取り戻そうとして不用意かつ無計画にエントリーしてしまう。
  • 不安:一度の損失で過度に怖がり、次のチャンスを逃してしまう。
  • :せっかく勝っていても、もっと利益を出そうと無理なポジションを持ち、結局大損する。

 

最も大きな損を生む可能性が高いのは、焦りや悔しさです。

私の場合、午前中それなりの利益を確保していたのに、夕方や夜に少し損をしたことでそれを取り戻そうとして大損に繋がるというケースが非常に多かったです。

そうしたケースでは、欲にはじまり、焦りや悔しさでマイナスを最大限まで膨張させてしまっていたというわけです。

リスク管理ができていない

  • 損切りラインを設定しない、または設定しても守らない。
  • ポジションサイズ(ロット数)が適切でなく、1回の負けで資金の大部分を失ってしまう。
  • レバレッジを過度にかけて、大きなリスクを取ってしまう。

 

例えばその日の最初のトレードでは、損失を恐れて適正な小ロットで取引していたのに、数回負けてしまうことで焦りと悔しさに苛まれ、急いで取り返そうとロットを上げて無茶なトレードをし始めてしまうのは、リスク管理ができていない証拠です。

仮に数回負けたとしても、当初決めた戦略を大きく変えてはいけません。

また、大きな損失を取り戻そうとして、本来なら利確してしかるべき場面で我慢してしまい、結局戻して建値決済されてしまう、またはストップを置いておらず利益どころかマイナスになる、というケースもあります。

普段やらないのに、一度に大きな利益を取り戻そう、とし始めたなら赤信号です。

取引戦略が立てられていない

  • 根拠のない感覚的なエントリーやトレードを繰り返す。
  • 相場のトレンドを誤認し、逆張りばかりしてしまう。
  • トレードルールが決まっておらず、行き当たりばったりの取引をしてしまう。

 

根拠のあるエントリーをするためには、エントリー回数をできる限り絞る必要があります。

スキャルピングの場合は瞬間瞬間で判断するため、根拠を求める暇もないことが多く、最終的に「センス」が求められてくる可能性が高いです。そのため、仮にスキャルピングであっても根拠が一定数積みあがった場面でエントリーを繰り返すようにするといいでしょう。

トレードにおいてスキャルピングが最も難しいと言われるのは、この辺りが関係していると考えられます。

とはいえ、慣れている人からすれば、スキャルピングが最も簡単に思えたりもするので、これは向き不向き、個人差があります。

多すぎる情報に振り回されて判断ミス

  • 経済ニュースやSNSの情報に振り回され、冷静な判断ができなくなる。
  • テクニカル指標を過信し、ファンダメンタル要素を無視してしまう。
  • さまざまな情報を取り入れすぎて混乱し、適切なエントリータイミングを逃す。

 

金利の動き、他の通貨ペアの動き、テクニカルの様々な指標などなど、情報が多すぎても必ずしもトレードの精度が上がるわけではありません。

必要な情報を適切な量だけ入手したなら、余計な情報は遮断してもいいでしょう。

シンプルなトレードでも、明確なルールの元に行われてさえいれば、安定的に勝つことはできます。

 コツコツドカン克服への対策

メンタルコントロール

感情に左右されないトレードをするために、以下の方法を実践しましょう。

  • ジャーナル(取引日記)をつける:自分の感情や判断の癖を把握する。
  • メンタル強化のためのルールを作る:負けた時に無理なトレードをしない、などのルールを設定。
  • 客観的な視点を持つ:常に自分のトレードを第三者の目で振り返る習慣をつける。

 

リスク管理の徹底

  • 損切りラインの設定と厳守:1回のトレードで許容できる損切りラインを設定し、絶対に動かさない。
  • ポジションサイズの適切な設定:資金に見合った取引量を維持する。
  • ストップロス注文の活用:機械的に損切りを行い、感情による判断ミスを防ぐ。

 

私はスキャルピングではありますが、数分ポジションを維持するケースが割と多いという特徴を持ちます。そのため、ポジションを持った瞬間にストップ注文を入れます。

これにより、極端に大きく負けるリスクを回避することができます。

機械的に切ってくれるストップ注文は、コツコツドカンの「ドカン」をなくすために、非常に重要です。

 

取引戦略の構築

  • 自分に合った取引スタイルを見つける:スキャルピング・デイトレード・スイングトレードなど、自分のライフスタイルに合った戦略を選ぶ。
  • バックテストによる検証:過去のデータを分析し、自分の戦略の有効性を確認する。
  • シンプルな戦略から始める:複雑な手法を使うより、基本的な手法をしっかり身につけることが重要。

 

情報収集と分析

  • 信頼できる情報源を選ぶ:公式の経済指標やプロの分析を優先する。
  • ノイズをカットし、重要な情報に集中する:SNSの噂や過剰な情報に振り回されないようにする。
  • 継続的な学習:FXに関する知識を常にアップデートし、新しい手法も学ぶ。

 

コツコツドカンを繰り返す場合、そのルールは守られていない

コツコツドカンを引き起こさないために上記の対策を立てて臨んだとしても、結局また同じようにドカンしてしまう、ということは少なくないと思います。

何故なら、まさに私がそのパターンだったからです。

「多少マイナスを出しても冷静を保つことができればすぐに取り返すことができるのだから、焦る必要はない」。

そう考えていても、ちょっとマイナスを出してしまうとすぐに熱くなり、やってはいけない、とわかっている禁忌行為を繰り返してしまいます。

その際、決めていたはずのルールは、完全に守られていません。もちろん、破ろうと思ってルールを破っているわけではなく、熱くなってしまうことでルールのことなど頭から消えているのです。

そして、ハッと我に返り、ルールを破ってしまった、と気づけたときには時すでに遅し、大損しています。またやってしまった、コツコツドカン、と自己嫌悪に苛まれます。

エントリーに瞬間的な判断が求められるスキャルピングの場合が、最もルールを破ってしまうケースは多いかもしれません。

ルールを守り、なおかつ一つ一つのエントリーについて後から振り返り検証するのであれば、エントリー数はできる限り限定しなければなりません。

そして、そうしたエントリーの厳選こそが、コツコツドカンを減らすヒントにもなります。

「エントリー前に確認するべき項目」を明確にし、都度確認する習慣さえできれば、劇的にトレード成績は改善するはずです。

 

 コツコツドカンを克服し、安定的な収益へ

コツコツドカンは、トレードにおける焦りや悔しさなどの心理状態・リスク管理不足・戦略の欠如が原因で発生します。

常に冷静を保ち、リスク管理を徹底し、戦略を立てて厳選エントリーを行うことで、発生を防ぐことは可能です。

そして、ドカンの発生を防ぐことはそのまま、FXにおける勝ち組へと繋がっています。

ドカンを回避するための対策を徹底し、ルールを絶対に守ることを習慣化しましょう。

それができれば必ず、トレード成績は改善するはずです。

FXは長期的なスキルの積み重ねも重要です。

「コツコツドカン」から脱却し、安定した収益を目指しましょう!