FXは、基本的に大負けしなければ勝てます。
それは、多くの勝っている人たちの収支報告を見ればわかると思います。
ある程度勝ち方がわかってくると、月の中の8~9割は勝つことができます。
中には、オールブルー(全勝)なんて人も、割と見つかったりします。それは、カンタンではないものの、決して不可能なことではないからです。
ということで今回は、「負けない手法」ではなく、「大負けをしない手法」について解説します。
実際、多少負けるのは問題ないのです。むしろそういうこともあるのが投資の世界ですから、全勝よりもむしろ健全です。
問題は、その負け方。少し負けるくらいなら大丈夫です。しかし、大負けはいけません。
いわゆるコツコツドカンです。これを確実に回避する術を身に付けましょう。
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DMMFXは、その使い勝手の良さ、スプレッドの狭さによる取引コストの優位性、ポイントシステムによるキャッシュバックなど非常に高い人気を持つFX口座です。
まだ利用していない、という方は非常にもったいないため、まずは一度お試しください。
FXでは、利用口座次第で勝率が変わるケースは非常に多いです。
口座を乗り換えて勝ち組になりましょう。

大負けしないために絶対的に必要なもの「ブレーキ」

大負けしないために重要なこととしては、当然のことながら前提条件として意識するべきことが多数あるのですが、それは今回後回しにします。
まず、実際に大負けにどうしようもなく一歩踏み込んでしまった状態になったとき、絶対的に必要な要素である緊急避難・「ブレーキ」について話していきます。
一撃で大負け、なんて展開は、実際のところそうそうあるものではありません。
あるとしたら、雇用統計など大きな経済指標でギャンブルトレードをしてしまったとか、ヘッドラインや為替介入などの巻き込み事故に遭ってしまった場合などではないかと思います。
もちろん、それらに気を付けることも大切ですが、そちらは可能性としては低めですし、意識してちゃんとストップさえ入れていればある程度回避できる内容でもあります。
そういう内容ではなく、普段から大負けのきっかけとなる要素は、「ブレーキ」の故障が非常に大きいです。
想定以上の損失は、人の中にあるブレーキを破壊します。
ブレーキが壊れると、本来止まれるはずの場面で止まることができず、事故を立て続けに繰り返してしまいます。その結果として、少しの事故が大きな大きな事故となり、大負けになってしまうのです。
そのため、「ブレーキ」は、トレードを行う場合には絶対に意識しなければならず、故障させてはいけない重要な部分なのです。
事故の最中には、ブレーキが壊れていることにはなかなか気づくことができませんが、事前に想定していると、ブレーキの故障にはいち早く気づくことができます。
つまり、外側から自分を見ている第三者的視点を持った上でトレードできるかどうか、ということです。
常に、作動する正常なブレーキを意識してトレードすることが、大負けを回避するためにはとても大切です。
意識レベルの話ですが、「ブレーキを踏め!ブレーキを踏め!」と、負け始めたら自分に言い聞かせるようにしてみてください。多少なりとも効果はあるはずです。
大負けの核

まず、最悪の場面でのブレーキを設定したなら、次に、そうした場面までいくことがないよう、その一歩手前の段階での対策を打ちます。
これはもう、何度も私は言っていますが、ロットの調整です。
結局大負けの核となるのは、これです。
多くの方が語っている話ではありますが、エントリーに緊張感があったり、保有中ドキドキしたり歯を食いしばったりお祈りしたり、そういう行動をとってしまうようなロットは完全に適正ロットをオーバーしています。
適正ロットをオーバーするのが何故いけないのかというと、メンタルに明確な悪影響があり、冷静なトレードができなくなるためです。
これは、もちろん個人差はあるとはいえ、人間である限りどうしても逃られない部分でもあります。
訓練で多少はどうにかなったとしても、どうしても逃れられない性質であるのなら、ロットを適正に調整した方がはるかに早いです。
適正なロットであれば、焦ることはないですし、損切りができなくなることもありません。気楽にエントリーでき、失敗したと思ったらすぐに切れます。
とはいえ、もちろん雑なエントリーをしていい、というわけではありません。
エントリーはしっかりいつものように厳選しながらも、冷静なトレードを続けることが大切です。
これを守る限り、「逆に大負けする方が難しい」という状況になるはずです。
そして大負けがなくなれば、安定的にいつも勝てているあなたのドカンがなくなり、収益は安定します。
大負けは回避できるが収益が落ちる?

「ロットを落とせば大負けはしなくなるのは当たり前だ、それをすると収益が減るからできないのだ」という意見もあるでしょう。
しかしそこは、論点が違います。そもそも収益の減少を懸念する程度に勝たれているのであれば、ロットはそのままでもいいと思います。
「大負けを回避しよう、そのためにロットを落とそう」というのは、大負けのせいで安定的な収益の確保が難しい、と感じられている方へ向けた話だからです。
ロットを落としてトレード単位での利益が減るのは、これは仕方がありません。
しかし、月トータルで見た時にはどうでしょうか? 実際に、一度試してみていただく価値はあると思います。
私自身の例を挙げましょう。
私は100枚という大ロットをベースとしてトレードしていた頃よりも、5ロットでエントリースタートしている今の方が、トータルの利益では勝てています。
100枚の頃は、月数百万勝てることもありましたが、同時にそれを超えるマイナスを出すことも少なくなかったためです。
今は、兼業になったこともあり月100万行けば御の字、というレベルですが、負ける月が一切なくなりました。
メンタルの安定は大負けを減らし、トータルの利益を押し上げてくれる可能性が高いのです。
FXで勝つための基礎にして最大のポイント
大負けをなくす、ということは、FXで勝つための基礎であり基本です。
でありながら、最大のポイントでもあります。
基礎ですが、ベテランでもできない人が非常に多いためです。
なので、これからFXをはじめようと考えている方はもちろん、今現在取り組まれている方も、まずはここから意識してみることをお勧めします。
大負けしなければ、FXは勝てるようになります。ぜひお試しください。