2025年4月11日金曜日のFX・ドル円トレードにおいて、久しぶりに大きくやられるタイミングがありました。
それは、ニューヨーク時間の、ヘッドラインニュースが入ってきた時間帯です。
最終的にマイナスは回避できたものの、その日の10万ほどの利益をすべて飛ばしてしまいました。
反省と今後の対策、そして同じようなミスを多くの皆様がされないように、起こった内容の解説をしていこうと思います。
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目次
FX・ヘッドライン相場でやられるまでの経緯

まずは簡単に、4月11日のニューヨークタイムにヘッドラインで大きく減らすまでの経緯を解説します。
2025年4月7日から11日までの一週間は、ここ数年でも非常に珍しい特徴を持つ週でした。
まさに、トランプ相場というにふさわしい相場環境で、下がったと思えば上がり、上がったと思えば下がりを繰り返す、本当につかみどころのない動きをした週でした。
私のトレードスタイルは、強い動きが見られたら、そちらにただついていくことで利益を出す秒~分スキャにあたるスタイルであるため、基本的にはトレンドが発生しており、それが小休止を挟みながら長く続く形が理想的といえます。
そういう意味で、トランプ相場は一部では理想的でありながらも、急に逆方向にかなり強く動くことを繰り返されると大きな損失を抱える可能性もあるため、ロットを張ることを躊躇させるに十分な相場と言えました。
そのため、週明け初めから、ロットをかなり抑えてトレードしました。
それでも全体の動きの大きさゆえ、ロットを通常の半分から10分の1に抑えても十分に利益が出る相場で、木曜日までに合計25万程度の利益を出すことに成功していました。
そうして迎えた金曜日。
その日は所用で休みをとっていたため、朝からコツコツと細かいトレードを繰り返し、夜の段階では最大10万ほどのプラスを出していました。
そんとあめ、もういつやめてもいい、という状況で細かい利益の積み上げを行っていました。
そこで発生したのが、23時台のヘッドラインを受けた動きでした。
損切りせずにナンピンエントリーを繰り返した大失敗

値動きおよびチャート的に、この日もう一度下を攻める想定をしていたため、基本的にはその時間、ショートを繰り返す戦略をとっていました。
ロットはかなり抑えていたため、仮に数10pips逆行してもそれほどダメージを受けないはずでした。
動きの大きい相場において、ロットを抑えることでリスク回避していたわけです。
23時台、逆方向に大きく動き出したタイミングで、私は咄嗟に、損切りするのではなく、「むしろチャンス」と判断してしまい、細かいナンピンエントリー(逆張り)を行ってしまいました。
これが大きな判断ミスでした。
まず、切るべきでした。そして、一度落ち着くべきでした。
ロットはかなり抑えてトレードを行っていましたが、最近はその代わりに計画的なナンピンエントリーを数多く行うトレードスタイルをとっていたため、続けざまにショートポジションを複数持ってしまい、最終的に合計でMAXのロットまで入れてしまいました。
さすがに戻るだろう、戻るだろう、という判断は完全に裏目、「失敗した、これはヘッドラインだ」、と気づいた時には時既に遅し、一気に担がれてその日の利益の10万を失うどころか、大きなマイナスを抱えてしまいました。
さらに悪かったのがこのあとの動きです。
既に遅れていたにも関わらず、「失敗だ、これは上だ」とドテンロングしてしまったのです。しかも、フルロットで。
皆様重々ご存知の、負けフラグ「取り返さなければ」の心理です。暴走。
完全にスイッチが入ってしまっていたので、止めようがありませんでした。
ドテンロングがそのまま成功していれば、あるいはマイナスを一気に縮小できたかもしれません。
しかしここで運悪く、強い戻しの売りが発生してさらに大きくマイナスを抱えることに。
半ば発狂状態ですぐに切り、またさらにショート、その瞬間また逆に上昇開始です。ドツボ。
最大マイナスはなんと、33万になってしまいました。
ここで一旦、私は遅ればせながら我に返り、冷静になりました。
とりあえず動きをしっかり見ることにし、上昇を確認できてからポジションを少しずつ入れ始めました。
最終的にここからの再上昇で144円を付けたことで、マイナスをすべて解消し、どうにか最終的にはショートも含めて損失を解消、プラス660円で終えることができました。
実に33万のマイナスを一気に取り戻したわけなので、これがマイナスがない状態のトレードだったなら、大勝でした。
が、リカバリートレードは、マイナスを持っていなかったら実施しなかったであろうトレードでしたので、大勝ちを逃した、とは思っていません。結果論です。
むしろ、当初の地道トレードで稼いでいたその日の利益10万を失ったという精神的ダメージが大きかったです。
とはいえ、下手すると今月の利益をほぼすべて飛ばしかねないミスでしたので、それを取り返せたのは非常に大きかったです。
本当に危ないところでした。
ヘッドライン相場での多すぎる反省点

最近のトランプ相場では、ヘッドラインで大きく動くパターンが非常に多いです。
そのため私は、この一週間で何度か、ヘッドラインでやられています。
というより、ロットをかなり落としていることもあり、ヘッドライン以外で致命的なマイナスは抱えていません。
つまり、私の反省点は明確です。ヘッドライン相場での立ち回りです。
ヘッドライン相場は、大きく動いて儲けやすい反面、大きくマイナスを出す可能性も高いです。
そのため、想定を超えた動きをしたならすぐに、手を引く判断をする必要がありました。
今後は、ヘッドライン相場と判断できたならすぐに損切り、エントリーを待つ、という方向を改めて意識します。
別にヘッドライン相場を利用しなくてもプラスを出せているのですから、あえてリスクの大きいヘッドライン相場を活用する必要はないわけです。むしろ、ヘッドライン相場は回避すべきポイントである、と私は判断し、以後ますます気を付けようと思います。
二手目、三手目のフルロットエントリーでのミスは、それこそやってはいけないことではあるものの、初手のミスのあと、すぐに止めていれば発生しなかったミスでもあります。
巻き込まれるとついムキになってしまうため、それ以前に止まることが絶対的に必要なのです。
まとめ:FXでは方向性がわかりにくい「ヘッドライン」には立ち向かわない
FXではとにかく、わかりにくい場面は回避することが総合的に勝つための絶対条件です。
ヘッドライン相場は瞬間的に一方向へ非常に強い動きで動く反面、瞬間的に同じ分かそれ以上に逆行することもしばしばです。
動いた、と思って飛び乗るのは、順張りでも逆張りでも危険が大きいのです。
あえてそういう突発的な大きな動きには手を出さない勇気が必要です。
為替介入であれば一方向にしばらくは動き続けるでしょうが、ヘッドラインニュースを受けての動きは、すぐに冷静な判断によって売り買いの方向が訂正される可能性が高く、方向を見極めにくいのです。
FXでは、手を出すべきところと出すべきでないところを明確にすることが、勝利への近道になります。
それぞれのトレード手法次第ではありますが、この場面では入る、この場面はスルーする、という具合に、明確に自分のトレードにおけるルールをあらかじめ定めておきましょう。