FXにおける「待ち」の大切さとターゲットイメージの重要性
FXで安定して勝つために一番大切なのは「待ち」です。
「そんなの知ってる」と思う方、多いと思います。頭では誰もがわかっています。でも実践できないから、勝てない。
今回は、この「待つ」を実践するための具体的な考え方を解説します。
ロットの落とし方、ターゲットの決め方、エントリーしてはいけない場面の見極め方まで、実際のトレードを例に出しながらまとめました。
FX専業から兼業に移行し、今は安定した収支を維持できるようになった過程で見えてきたことです。ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
「待つ」とは何を待つことなのか
FXで「待ち」が大切と言われても、具体的に何を待つのか。
答えはシンプルです。勝てる確率が高い動きを待つ、これだけです。
「勝てる確率が高い動き」には、大きく分けて以下のようなパターンがあります。
- 優位性の高いチャートパターン
- サポートレジスタンス・ラウンドナンバー
- 自分ルールの成立
- 時間帯
- 経済指標・要人発言・ヘッドライン
どれも重要な要素ですが、今回はこれらを踏まえたうえで、さらに条件を絞った次の2点に焦点を当てます。
- ターゲットを目指す相場の意思が見えた時
- プライスアクションから明確な方向性が感じられた時
この2つが同時にチャートから読み取れた時点で、エントリー準備を始めます。
ターゲットイメージの作り方:「どこまで行きたいか」を先に決める
相場には、「この地点まではどうしても行きたい」という心理が存在します。
節目の水平線、トレンドライン、高値安値、ラウンドナンバー。パターンは色々ありますが、一日の動きを見るときに大切なのは、どこまで行きたいという相場の意思を見極めることです。
考えるべきは、上ならどこまで、下ならどこまで、というターゲット地点。このプランがあるかないかで、立ち回り方は大きく変わります。
実例:週足→日足でターゲットを絞り込む
まず週足を見て、今週の高値と安値のざっくりとしたイメージを持ちます。
次に日足です。前日までの動きから、当日の安値・高値をイメージします。安値がわかりやすく設定できたなら、高値は安値から1円以上上に来る可能性が高い、と判断できます。
例えば、今日の安値が142.5円付近だとしたら、高値は143.5円付近まで来る可能性がある。安値が定まると、自然に高値のターゲットイメージが持てるわけです。高値付近に何らかの節目があれば、そのイメージはより強固になります。
ただしここで重要なのは、「本当にその安値で確定なのか、さらに下に掘る可能性はないか」という視点を絶対に外さないことです。この視点が抜けると、逆行したときに大きなマイナスを被ります。
小ロットで確認しながらエントリーする
逆行してもいいように、まず小さなロットでエントリーします。同値にストップを置けば損失はゼロです。
伸びたらある程度のところで利確してもいいし、確信があるならターゲットの1円上まで持ち続けてもいい。私自身はそこまで握力がないので、ある程度で利確することが多いです。理由は単純で、上に伸びたと思っても、そこが新たな高値になって再度下を掘りに行くケースが十分あるから。そうなると、せっかくの利益を握りつぶすことになります。
一方、色々な角度から考察して自信がある場合は、戻ってきたタイミングを見計らって追撃エントリーをします。最初のエントリー地点まで戻せば損切りするつもりで入り、伸びればさらに利益が増える。この繰り返しでロットを積んでいくと、最終的に大きなロットになっていることもあります。
このロットの積み方に明確なルールはなく、経験とセンスによる部分が大きいのが正直なところです。私も、行けると思えば積み、危ないと思えば小さなロットのまま伸びを待つ、というスタンスです。
注意点は、追撃エントリーで派手に逆行し、結果的に大きな損切りになることを避けること。こまめな損切りが積み重なるのは仕方ありませんが、積み上げたポジションが一気に持っていかれないよう注意してください。
小ロットでも十分な利益になる理由
安値142.5円、現在142.8円だとして、ここからイメージしている高値143.5円まで伸びた場合、70pips取れます。
5ロットでも3万5000円。途中で積み増しエントリーをすれば、利益はさらに増えます。一日の利益として十分な水準です。
これが、小ロットエントリーでもある程度稼げるという理屈です。
プライスアクションから読み取る相場の意志
ターゲットの設定はできました。
次に見るべきなのが、プライスアクションです。
ここに、「待ち」の大切さが詰まっています。
ターゲットが143.5円付近と仮に定められたとしても、今すぐに上昇をはじめるとは限りません。
一日は長く、まだ仮に東京時間であれば、上だけではなく下にも行く可能性は十分あります。
そこで必要になるのがプライスアクションを見て判断する目で、ここは元々秒スキャの皆様であれば得意な方もいらっしゃると思います。
ただ待ってください。いつもよりエントリー時のロットは徹底して落としてください。
動いた、と思って逆行するパターンも少なくないためです。
特に秒スキャでよく負ける方は、私も含めてこの辺りの判断が得意ではありません。
動くタイミングではなく、動く方向の確信を得ることをまずは目的としましょう。
動く方向に確信が持てれば、低ロットを持ったまま、本格的に動きだすのを待つこともできるためです。
これが、大ロットでは同じことはできません。逆行したらすぐに切らないと、大ダメージになるためです。
低ロットでじっくり待ち、本格的に動き始めたら追撃エントリーしてついていきましょう。
※1分足で10pipsを行ったり来たりするような動きの場面ではエントリーしてはいけません。損切り貧乏になります。
とはいえ、実際に動き出すタイミングというものは、そう頻繁にやってくるものではありませんし、見誤ることも多いと思います。実際、私もそうです。
行ったり来たりを繰り返しながらジリジリ動くパターンもよくあります。この場合、エントリーするのはやめましょう。負けるからです。
負ける場面ではエントリーはしません。してはいけません。
自分の都合のいい場面を見つけて、その場面でのみ小さなロットでエントリーする、これが一番負けにくい方法です。
自分の勝てる動きがくるまで、待ってください。
ターゲットに到達したらそれ以上エントリーしない
イメージしていたターゲット地点に無事到達したなら、それ以上エントリーするのはやめましょう。
何故なら、次のイメージが持ちにくいためです。
明確に、次はここまでいく、という節目があればそれを次のターゲットにするのはありだと思います。
ただ、一旦当初のターゲットに辿り着いたことで、市場心理としては満足感から逆に動き始めることも十分あり得ます。
特に祭りの後は危険です。エントリーしてはいけません。
負けやすいタイミングを察知したらエントリーしない
勝てるトレーダーは、負けやすいタイミングを察知する能力に長けています。
危ない、と感じたらエントリーしません。
危ない場面で待てる人は勝ち組になれます。危ない場面に気づけずエントリーしてしまう人は、勝ち組になれません。
いえ、エントリーしてもいいのです。私もターゲットをイメージしている場合には、動きが危ないと思ってもエントリーすることもあります。
ただし、ロットはかなり低めに設定します。それこそ、3ロットにすることもありますし、もっというと1ロットの時もあります。
ロットを落としてエントリーするということは、「待つ」ことに近いです。
実際待ってはいないのですが、ロットを落とせているという事実は非常に大きいのです。
待てない、ロットを落とせない、これでは勝てません。いえ、実際には勝てる人もいます。そういう人は、本当にずば抜けたセンスを持ち合わせている方々です。
そうでなければ、しっかり待ち、ロットも落とす。これが勝利への近道です。
待てないのには理由がある
最近、私はかなり待てるようになりました。と同時に、安定して勝てるようにもなりました。
なぜか、というと、勝てるイメージが明確に持てたためです。
「あ、なるほど、この場面では無理しなくていいんだ、毎日数十万も稼がなくてもいいんだ、数万でも月100万は狙えるんだ」
この確信があるかないかは非常に大きい差です。
待てば稼げる、という確信があれば、待てます。待てるようになります。
確信がないから、焦ってエントリーしてしまうのです。
つまり、確信が持てるよう、ロットを落としてでも、まずは実績を作ることが大切です。
あ、こうすれば勝てるんだ、という勝ち癖がつき、勝つためのコツがおぼろげながら見えてきます。
そうするとしめたものです。勝ち組への扉は開かれつつあります。もう少しです。
まとめ
「待ち」の大切さについて解説しました。
待つことは、同時に勝つことにつながります。焦れば必ず負けます。落ち着いて、冷静に、メンタルを安定させてください。メンタルは勝率に直結する要素であり、軽視してはいけません。
まずは小ロットから、自分に合ったトレードスタイルを探してみてください。
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